花の都フィレンツェ(2)〜S.M.ノヴェッラと世界最古の現存する薬局〜

2015年7月20日〜7月28日のイタリア旅行。
旅行記執筆再開しております。

思えばこのイタリア旅行を経てから、
私の旅熱と、個人海外旅行への自信が急上昇した気がする……。

イタリア以外にドイツ、スペインも回りましたが、
同じEUとは言え、やはり国よって
文化や景色は全然違いますね。

そんな中でもやっぱりイタリアって魅力的……!


さてさて、フィレンツェに到着した翌日 7/23。
この日から、いよいよフィレンツェ観光がスタート。

ホテルで朝食をとり、朝8時頃。
雲ひとつない晴天の下、町へと繰り出します。

真夏のイタリア――
日本と違い、朝はまだそこまで暑くなく
カラッとしていてなんとも清々しい天気。

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民家のポストだけど、なんだかとっても絵になる……。

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ローマとはまた違う、どこか気品溢れる町並みに
目を輝かせながら、まず目指したのはここ……

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 Basilica di Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)
  Piazza di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze, Italia

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」――と聞くと、
薬局を思い浮かべる方も多いかも知れません。

日本でもいくつかのお店で「サンタ・マリア・ノヴェッラ」と名のつく
化粧品が売られていたり、オンラインストアで販売されていたりしますね。

サンタ・マリア・ノヴェッラとは、このカトリック教会のバシリカの名称。

当時の修道僧達が、栽培した薬草で薬剤を作っていたのが、
今の「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」の起源なのだそう。

薬局の方も、その当時から約800年以上続く
世界最古の薬局として、今でもこの教会の傍で営業しています。

その薬局は教会見学の後に向かうとして……

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白黒タイルの、美しいファサード上部。
この下のファサードには、ルネサンスの様式も取り入れられているそう。

そして何と言っても、この教会は
たくさんの貴重な美術作品を所蔵していることでも有名。
美術館や博物館に行かずとも、
街の至るところに――というより、
街全体が美術品であるフィレンツェらしさを感じられます。

右手側にある入口から、庭を通り教会内へと入ります。

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まず目に入ってくるのは、コリント式の柱の並ぶ回廊の美しさ。

そして、この……

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中央廊に吊り掛けられた
 ージョットの十字架(Il Crocifisso di Giotto)

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 トルナヴォーニ礼拝堂(Cappella Tornabuoni) 

こちらは中央礼拝堂。
少々写真では見難いが、ドメニコ・ギルランダイオ作の
フレスコ画で飾られており、
一説によれば、ギルランダイオ工房で修行をしていた
ミケランジェロも、このフレスコ画の制作に携わっているかも
知れないと言われているのだとか。

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ギルランダイオの下絵を下に、
アレッサンドロ・アゴランティによって制作されたという
ステンドグラスも美しい……。

その他にも、ボッティチェリの師である
フィリッポ・リッピが手がけたストロッツィ礼拝堂や、
マザッチョのフレスコ画、「三位一体」など、
これでもかと言うほど、貴重な美術品の数々。

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ステンドグラスから差し込む陽光が、
タイルの上にこれまた美しい芸術を誕生させていました。

中庭に面した回廊も、趣があって美しい。

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空高く聳える糸杉と鐘楼。
日本では見ることのないこの糸杉が、私は好き。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に別れを告げ、
次に向かうは、冒頭でも記したサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ。

教会前の広場から少し路地へと入ると、
こんな重厚な扉が。

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黄色い文字で「Santa Maria Novella」と書かれた看板?が出てはいますが、
注意していないと見逃してしまいそうな程、
周りの建物に馴染んでいます。

ヨーロッパはどこも、街の景観を崩さないよう
様々な規制や法律で守られているため、
店もあまり目立ちません。

とはいえここが、800年の歴史を持つ
世界最古の現存する薬局なのです。

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内装も歴史がありとても素敵。

香水や石鹸、スキンケア類など
商品の用途に別れてカウンターが分かれていて、
各カウンターにスタッフがスタンバイ。

ファイル 04.04.16, 01 01 28

こんなカードを渡されて、ここに欲しいものを記録していく模様。

最後にレジにこのカードを持って行くと、
店員さんが在庫棚から、記録された商品を出してくれるという
内装に似合わず、なんとも現代的で画期的なシステム。

各ブースにいる店員さんは観光客に慣れているらしく、
片言日本語を話してくれたりもするので、
買い物は特に苦労しないはず。

各国の言葉で書かれた、商品リストなんかもあります。
日本語もちゃ〜んとありましたよ。

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この部屋では、今でも処方箋を持っていけば
きちんと薬を処方してくれるとのこと。

800年前の人々も、こうしてここで薬を買い求めたのでしょうか……。

歴史ある建造物が、今もこうして人々の普段の生活中に
根付いている……本当に素晴らしいことですね。

 サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
 Officina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella
 Via della Scala, 16, 50123 Firenze, Italia

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花の都フィレンツェ(1)〜FRECCIAROSSAに乗って〜

何やらものすごーく時間が空いてしまいましたが、
暇を見てイタリア旅行の旅行記だけでもなんとか完結させたい所存……。

イタリア旅行の後にドイツ(ベルリン)、
そしてまつい先日(3月末)にスペイン旅行にも行ってきたので
写真が溜まっていくばかりなのです……

さてさて、2015年7月20日〜7月28日に
イタリア旅行へと行ってきたわけですが、
旅行記はローマの旅を終えたところで止まっていました。

古都ローマの次は、花の都フィレンツェ。

……旅とは関係ないですが、
先日ようやくダン・ブラウン著の「インフェルノ」を読みました。
(ずっと文庫化を待ってて、なかなかされないから
    しびれを切らして単行本を買ったのに、
 つい最近文庫化されてるのを見つけてショッキング^^;)

スピード感や緊張感があり、
本なのに映画を見ているようでやっぱりとっても面白くて、
あっという間に読了してしまったわけですが、なんと言っても舞台はフィレンツェ。

描かれている情景などが、鮮明に脳内に映しだされ……
自分が行った国、場所が舞台になっているのはやはりいいなあと思ったのでした。

「インフェルノ」に関してはまたいずれどこかでお話するとして、、
早速旅行記に移りましょうか。

ローマ最終日。
バチカン&サンタンジェロ城を見学し終えた私達は、
FRECCIAROSSAに乗り、フィレンツェ サンタ・マリア・ノベッラ駅を目指します。
所要時間は1時間半ちょい。

車窓から見える景色は、勾配のある広大な農村地帯に糸杉。
思い描いていた「ザ・トスカーナ」な景色に大興奮。

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サンタ・マリア・ノベッラ駅に着いたのは、
夜の20時過ぎ。

どうやら雨上がりだったようで、
石畳は濡れ、それに映り反射するオレンジ色の街灯がなんとも美しい。

「フィレンツェ」と言うと、イタリアの中でも指折りの観光地。
当然、広くて大きい駅で、車通なんかも多くて――と考えていたんですが、
SM・ノベッラ駅周辺は意外にも穏やか。

ガタガタと石畳の上をキャリーバックを引いて歩くこと15分〜20分。

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あまり人気(ひとけ)のないあたりだったので、
ちょっとばかし不安を抱えながらも、
無事フィレンツェ泊で滞在するホテルに到着。

今回宿泊したのは「Select Hotel Firenze」。

部屋に辿り着く前に一旦外に出ないとならない、という
ちょっと変わった部屋でしたが、部屋自体はなかなか綺麗。
時間も遅かったので、この日は都市間移動のみで終了。
荷物を置き、とりあえず腹ごしらえだけでも……。

「C’e un ristorante qui vicino?」
(この辺にレストランはありますか?)

ホールの人に訪ね、教えてもらったピッツェリアへ。

21時過ぎという遅い時間帯でしたが、
イタリア人の夜ご飯は遅い――ということで、
地元の人らしき人々でなかなか盛況。

サラダとボンゴレビアンコ。
そしてフォルマッジョのピザ。

そしてフィレンツェに来たからには
フィレンツェ名物、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ!
……を弟くんは食べておりました。

なんだかとってもへとへとな私は、あまり食欲が出ず……
と言いつつ、ここで食べたボンゴレがとーっても美味しかったんだなあ。

部屋へと戻り、明日からのフィレンツェ散策に向けて、
この日は早めに休むのでした……。

閲覧ありがとうございます!
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永遠の都ローマ(6)~天使像とサンタンジェロ城~

バチカン市国を出て再びローマへと戻ってきた我々は、
途中のトラットリアで昼食を済ませてから、
ローマ旅最後の目的地であるサンタンジェロ城へと向かいます。

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      Castel Sant’Angelo(サンタジェロ城)
      Lungotevere Castello, 50, 00186 Roma,Italia

サン・ピエトロ広場からまっすぐ伸びる
Via della conciliazione(コンチリアツィオーネ通り)が
バチカンとここサンタンジェロを結びます。

映画「天使と悪魔」では、歴代教皇達が監禁されており
アサッシーノが拠点として使用していた場所。
映画「ローマの休日」では、アン王女と記者の男が
護衛から逃げるため乱闘騒ぎを起こした場所。

……そして、何と言ってもジョジョラーにとってもここは聖地!w
第5部最後の地。ジョルノとディアボロが戦った最終決戦の場であり
ゴールド・E・レクイエム発動の場所……!!! 

ハドリアヌス霊廟として建設されたこのサンタンジェロ城は、
14世紀以降、牢獄やローマ教皇の避難場所などとして使われていたそう。
その証拠に、今でも城とバチカンを結ぶ秘密の通路が残っているとのこと。

「天使と悪魔」では、その秘密の通路が物語の鍵を握っていたりもしますね。
(つい先日、ローマに思いを馳せたくて、何度目か分からない上述の映画を鑑賞しました。笑)

ここサンタンジェロ城は、勿論城内の見学も可。
そして嬉しいことに、ROMA PASS(ローマ・パス)を持っていれば
入場料は無料になります!
思わぬところでまたもやROMA PASSの恩恵に預かり(笑)、
喜々として城内散策へ~。

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城内はこんな感じ。
要塞として使われていたこともあり、お城というよりも、そちらの毛色が強いです。

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城内から見えるサンタンジェロ橋。
後述しますが、10体の天使像がよ~く見える。

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ローマの町並みとテヴェレ川。

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そして城の屋上からは、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラを
何にも邪魔されずに望むことができます。
ここから見ると、サンタンジェロとバチカンが直線で結ばれていることがよくわかります。

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サンタンジェロの頂きに立つ大天使ミカエルの像。

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そしてサンタンジェロ橋とサンタンジェロ城。
息を呑む美しさ……。

ここもずーっと憧れてきた場所の一つ。
バチカンを見学した後、大昔の巡礼者達もあのバチカンを訪れるために
この景色を見てこの橋を渡ったのだろうかと考えると、想いもひとしお。

このサンタンジェロ橋の両方の欄干に立つ10体の天使像は、
お馴染みベルニーニの設計によって作られたもの。
ベルニーニは弟子たちにこの像を彫らせ、自身も10体の内の2体を手がけたそう。
しかし、そのあまりの美しい出来栄えに、
当時の教皇はこの場に置いておくのはもったいない、と
サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会(Sant’Andrea delle Fratte)に収めたのです。
現在この橋に飾られているのはそのレプリカ。

……とはいえこのサンタンジェロ橋に佇む像も、
荘厳でとても美しいことに変わりはなく。。

よく見ると、キリスト受難の道をモチーフにして彫られているこの天使像達。
大昔の巡礼者達は何を想ったのでしょうね……。

何十年も何百年も前の姿を今も変わらず残すローマ。
ちょっと街を歩けば、時代をトリップしたかのよう。

このサンタンジェロ城は、
永遠の都ローマの旅の最終地点に相応しい――
そんな場所だったんじゃないかと思います。

 


 

ローマ旅はこれにて終了!
次回の記事からは、花の都フィレンツェをお送りします。

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永遠の都ローマ(5)~バチカン市国・クーポラからローマを一望~

さて、バチカン美術館を一周したあとは、
お待ちかね、カトリックの総本山 サン・ピエトロ大聖堂へ――。

一瞬、本当に入ってもいいのだろうか、と
躊躇ってしまう程の荘厳な空間。

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  Basilica di San Pietro in Vaticano(サン・ピエトロ大聖堂)
 
世界最大級の教会堂建築であり、
ローマ教皇によって宗教的特権を与えられた7つのバシリカの一つ。

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  ピエタ像(Pietà) 作・ミケランジェロ-Michelangelo-

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なんだか本当に、異世界に迷い込んでしまったような、
神々の住まう世界にでも来たような……
そんななんとも言えない感覚に包まれます。

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写真では伝えきれないのがどうにももどかしい……。

イタリア旅行の中で、
自分の悩みやストレスなんてちっぽけなものだと何度も感じましたが、、
このサン・ピエトロ大聖堂ほど、それを痛感した場所もなかった気がします。
…ああ、流石カトリックの総本山……(!?)

生きている間に来ることが出来て、
心の底から良かったと思える、そんな空間。

世界には、こんなに壮大な場所があるんです……。
日本に閉じこもっていたんじゃ、見ることのできない世界。

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どのくらい居たのかはあまり覚えていませんが、
時間を忘れていくらでもこの場にいれそう。
(システィーナ礼拝堂でも同じこと書いた気がしますがw)

天を仰げば、ミケランジェロが設計した大きなクーポラ。

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サン・ピエトロ大聖堂のこのクーポラは登ることができるらしいので、
そりゃもう登らない選択肢はありません。

一度大聖堂を出て、入り口を背に左側へ。
美術館から来た道を戻る感じで進めば、
「INGRESSO CUPOLA」という立て看板の付近
壁際に沿って並んでいる列を発見できるかと思います。
それが、クーポラへ登る列。

このクーポラへ登る手段は2つあり、ひとつは「SENZA ASCENSORE」。
直訳して「エレベーターなし」。
……高さ約120mの展望台まで階段で徒歩、ということです。

もう1つは「CON ASCENSORE」。
こちらは「エレベーターで」、ということ。

高さ約120mの展望台までは、全部で551段の階段を登らなくてはいけません。
体力に相当の自信がない方以外は、エレベーターで登ることをオススメ。

とはいえ、エレベーターで登れるのは途中までで、
そこから狭い階段320段を徒歩で登らねばならないのでご注意を。

チケット料金は以下の通り。
     SENZA ASCENSOR:€5
  CON ASCENSORE:€7

もちろん私達は「CON ASCENSORE」を選択。

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エレベーターで、クーポラの屋上近くまで登ります。
ここから先が階段。

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クーポラ内部からは、大聖堂内が一望。
周囲にぐるりと金網が張られているため、
あまり上手くは写真に収められませんが、
実際に見ていただきたいくらい美しい光景。

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下から眺めた時はあんなに高かったクーポラも、
こんなに近くに。

ここから先は長~~くて狭い階段。

バチカン市国だけでなく、ローマが一望できるという美しい景色を求めて、
暑くて狭ーーい階段をフーフー言いつつ登る、登る――。

私達の前後が、ドイツ人の男の子グループだったんですが、
まあ暑くて狭い空間ということもあり、
皆「まだ着かないのかよ(笑)」というテンションになってくるわけです。

ドイツ人グループだと分かってから、
機を伺って話しかけたいな~と思っていた私(笑)

  ドイツから来たの?
      ――うん、そうだよ。
  いいね~! (階段)すごく疲れたね。
      ――ホント、とても酷いよ。
 (階段登りつつ)まだ終わりじゃないみたい……。
      ――Oh~(苦笑)

なんて会話を。

イタリア人とイタリア語で会話。
あわよくば観光に来ているドイツ人とドイツ語で
お話できれば……と思っていた私は、ここで目標達成(笑)

実は行きの飛行機がロシアの航空会社だったこともあり、
飲み物をくれたCAさんに「Thank you」ではなく、
「Спасибо(スパシーバ)」とお礼をいうと、
今までよりも愛想よく、笑顔で「Пожалуйста(どういたしまして)」
と言ってくれた、なんてことも。

話す相手の母国語で会話ができると、
相手も喜んでくれるし、こっちも本当にワクワクした気分になりますよね。
やっぱり語学って好きだなぁ~……。

 

さてさて、話を戻して……
320段の階段をようやく登り終え、展望スペースへと出ます。

そこに広がっていたのは、
これまた筆舌に尽くしがたい景色――

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眼下に広がるは、ベルニーニが設計したサン・ピエトロ広場。

正面の通りの先に見えるのは、この後の記事でも紹介しますが、
ハドリアヌスの霊廟である、サンタンジェロ城。
その右側に見えるのは、ローマを流れるテヴェレ川。

360度ぐるりと、バチカンとローマを一望することができます。

こんな素晴らしい景色を見ることができるのなら、
あの暑くて狭い階段だって登る価値アリです。

クーポラからの景色を堪能したあとは、地上へ降り、
先程クーポラの上から眺めたサン・ピエトロ広場へ。

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   Piazza San Pietro(サン・ピエトロ広場)

 

ドーリア式円柱でできた列柱廊と140体の聖人像に囲まれた広場。
コロッセオからインスピレーションを受けて設計されたらしいこの広場ですが、
もう一つ、ベルニーニは、この広場に面白いマジックを仕掛けています。

上の写真から見てもわかるように
どの角度から見ても、石柱は何列にもわたって配置されていることが分かります。

が、あるポイントに立つと、それがあら不思議、
一直線に重なって見え、あたかも1列に並んでいるかのように見えるんです。

それがこのベルニーニポイント。

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「CENTORO DEL COLONNATO」と書かれています。
――円形の中心……石柱の中心点という意味でしょう。

そこから列柱廊を眺めると……

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ほら、不思議。
4列に並んでいる石柱がピッタリと重なって、1列に見えるのです。

いやあ、鳥肌。。

ベルニーニマジック……
ベルニーニの芸術……。
素晴らしいとしか言いようがありません。

世界一小さな国、バチカン市国。
けれどここには、心の底からこの地に来ることが出来てよかったと
思わせる何かがあります。

古代ローマの人々が、この地を目指して
巡礼の旅に出たのも頷ける。
世界一小さな国でありながら、世界一偉大な国。
私の目にはそう映りました。

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スイス衛兵だって、こんな奇抜な衣装なのに
こんなにも格好いい……

バチカンマジックに掛かりながら、
国境を越えローマへと戻り
次のサンタンジェロ城へと向かうのでした。

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